マイナカードとマイナポータルの危うさについて

マイナンバーカードマイナポータルは別物の制度で、それぞれ別の役割があるとのことですが、その中でいちばん気を付けなくてはいけないのは「マイナポータル」だそうです。​​

マイナンバー、マイナンバーカード、マイナポータルそれぞれの役割を知ることが重要
(1)マイナンバーカード自体に個人情報が詰まっているわけではないんでしょうか。
マイナンバーカード自体は身分証明書として使うものです。カードをなくしたからといって、すぐにそのカードの中に入っている情報が外に漏れるわけではありません。通常の免許証や健康保険証と同じような身分証明書という位置づけになります。
 しかし、身分証明証、
通常の免許証や健康保険証も、金融機関のカード等、さまざまの契約書、パスポートの作成するうえで欠かせない重要なものでもあります。紛失したり、盗難にあってのリスクもあります。
(2)ここで重要なことは、①12桁のマイナンバーと➁マイナンバーカード、さらに➂マイナポータル3つのそれぞれ種類があって3つの役割をそれぞ理解することが重要だと思っています。の番号が記載された身分証税、社会保障、災害対策のみに利用されます。は税、社会保障、災害対策のみに利用されます。そしてマイナポータルは個人情報を確認できるWebサイトです。このマイマイナンバーは税、社会保障、災害対策のみに利用されます。➁マイナンバーカードは、その番号が記載された身分証。➂マイナポータルには全ての個人情報が詰まっています。年金の情報や、税の情報、所得の情報、さらに医療機関でこれまで処方された薬の情報、このような履歴が全て個人情報として一括して管理されるのがマイナポータルです。​

故に一番リスクが高いのは、マイナポータルです。
■ マイナポータルにどの情報を紐づけるかは利用者が判断して
マイナポータルに入っている年金や健康保険の情報などは私たちが同意して初めてそこに載るという認識でいいでしょうか?
マイナポータルを運用するかどうかは各人が判断するものです。
今後、健康保険証としてマイナンバーカードを使うということですが、医療機関や薬局でカードをかざして暗証番号を入力すると、機関側、あるいは薬局側でこれまでの調剤の履歴、処方の情報、医療情報を見ることができるようになります。これも各々が病院側に情報提供するか、同意がなければ情報は外に出て行かない仕組みとなっています。

---カードではなくマイナポータルにどのような情報を紐づけていくのかを私たちがある程度判断していかないといけないのですね。
▲これが原則ですが、健康保険証などは、国が強制的に決めてしまい紐付ける
さらに、運転免許証など、さらには公的支給金も紐付けをしようとしているのは
おかしいと思います。
カード自体は身分証明書なので、それ自体にリスクがあるわけではないですし、それを持っているからといって個人情報が外に出ていくということはありません。しかし、関係者、元関係者が悪用する可能性はあることを忘れてはいけない
と思います。このカードを使って薬局などで医療情報、薬剤情報を薬局に提供するかどうか、これを健康保険証として使うかどうか。あるいは公金振込の銀行口座を紐付けるかどうかは利用者の判断となります。
 しかし、政府は、これを国の管理で行う方法でやっています。
しかし、このような例も、病院側のこれまでの薬の飲み合わせなど過去の病歴などをチェックすることが可能になるメリットも病院側、薬局側にありますが、同時に個人情報の漏えいのリスク、特に医療機関などは業者などにシステムの管理を任せているので、業者などから個人情報の流出という事例が見られます。
そのため、このあたりはそれぞれの人の判断になると思っています。
※都合の悪いところを国は、自己責任にするところが無責任で、システムはつくるが問題点はつかう人の自己責任という無責任な対応なのです。
---ひとつにまとめると便利なこともありますが、リスクの認識を今一度考え直さないといけないです。
やはり個人情報の漏洩ことを考えなくてはいけない。カード自体を含めて、マイナポータル、そしてマイナポータルに紐付ける情報をどうなるかを国民が考える必要があると思います。そして、起こった問題については国は責任を取らずに、
自己責任で解決しようとするのは、ほんとうに無責任なシステムであることを
知らなけれなりません。それを普及させようとする政府のいいなりになっていいのか。もっと反対の声があがってもいいのだと思います。