地震とその被害について

地震について、知っているようで他人事になっているのではないのでしょうか。

まさか、自分がそのような被害に合うと思っている人のほうが少ないのではないでしょうか。

 それは、災害に対していろいろのハザードマップがあっても、これをきちんと認識していない。

 海の近くでは、場合によっては津波がくるとその影響をうけると考えておくことと対策や裏山や山に迫った地域は,崩れることは必ずおこるのでそこには住まないようにする。山と川があれば、山が崩れ、川をせき止め、崩れれば一気に土砂が流れて「、山間地や平野も注意しなければならない。その影響下にあるところはそれに備える必要がある。

 平野は安全なのか、そうではないのです。平野にもいろいろあり、多くは川の堆積物

だ重なってできているところもあり、ここでも、軟弱地盤から被害が起こる、河口付近では人工の埋め立て地も多い。ここでは液状化現象や地下の堆積物が崩れての被害が出ると思われれる。

 能登半島地震の被害は、日本列島の被害の縮図とみるべきで、山間部、海の面した平野、輪島市の市街の様子は大都市の地震災害そのものと考えれはよいと思います。

 インフラの回復も時間がかかるのも、大都市災害でもいると思います。特に火災による被害も、そうです。阪神大震災東日本大震災でも、どうすることもできない状況でした。今回も同様です。これらの経験が生かされていなかったのです。

 さらに群発地震以降の活断層地震の活発化とM7級の地震の発生の可能性がいわれていたのに生かされていなかった点もあります。

 この機会に、政府、各自治体、公共施設、大中小の企業、地域も真剣に自分の地域の地震・災害対策を真剣に考えなおす時です。万博だ、IRだなどといっている場合ではないのではないか。南海トラフの巨大地震がきたらすべておわりです。リニア新幹線よりお交通システムの耐震化の強化、高速道路や主要国道の耐震化を進めることが先決です。原発についても再点検と立地安全性の再点検をすべきです。

 災害が起こっての避難場所の確保、水、電気、食料、トイレ(洋式)などの確保をすることが緊急の課題です。

 もっと阪神大震災東日本大震災熊本地震能登半島地震の教訓をこれからの災害対策にいかすべきです。同じ誤りを繰り返さず、同じ犠牲者を出さないようにしなければならないと思います。

 そのためには故郷を離れる決断もやもうえないことになります。